転職について

看護師が転職サイトを使用すると不利になるのか解説

2021年11月13日

転職するとき、まず一番に考える転職サイトについて解説していきます。
ばらもん

記事の内容

  • 転職サイトの仕組みについて
  • 転職サイトを使うべき人と使うべきでない人について
  • 転職サイトの上手な使い方について

結論

  • 他の看護師と比べて差別化しにくい看護師において、転職サイトを使用するとコストがかかるため自主応募と比べて不利になる
  • 「転職の時間が取れない」「地方移住で自身で病院の情報が収集できない」「メンタルの不調で自身で転職活動ができない」といった方は転職サイト使用をおすすめ

他と違うサービスを打ち出している唯一の転職サイトは以下を参考

月収45万以上可能な応援ナース



 

月額50万も可能でサービス残業なし⁉看護師の派遣という選択肢

 

転職サイトの仕組みについて

転職サイトは完全無料で何度でも、複数サイトをはしごして使用可能です。

これは、転職サイトのエージェント(以下エージェント表記)が紹介した看護師が就職すると、病院から報酬を受け取れるからです。

そのため各転職サイトは、自身の転職サイトに看護師が多く登録してくれることを望みますし、各エージェントは自身の成績にもなるので多くの看護師を就職させようと活動します。

受け取れる報酬について

一般的に、就職した人の年収の2~3割程度と言われています。

年収400万の看護師が就職したら60~80万程度が入る計算になります。

圧倒的な看護師不足が叫ばれており、全国どこでも看護師は不足しています。

潜在看護師の数も問題視されているそんな状況の中で、看護師一人就職するだけで数十万が一気に入るわけです。

現在看護師専用の転職サイトは多数乱立されており、なぜこれだけ乱立されるかご理解いただけたでしょうか?

私たちが一人就職するだけで一気に数十万ですよ。
なんだか非常に悔しくなりませんか?
ばらもん

転職サイトを使用すると不利になるのか?

他の希望者と比べられた時には不利になります

不利になる理由

  • 1人雇うのにコストがかかりすぎるため。
  • 現状は認定・専門資格を持たないその他大勢の看護師が大量にいる。
    そういったその他大勢の看護師であれば、病院側からしたらだれが来ても一緒である。
    当然コストがかかる転職サイト経由と、コストのかからない自主応募であれば相当な差がない限りは自主応募が採用されるため。

上記のように、転職サイトを使用すると病院側からしたら看護師一人雇うのに非常にコストがかかります。

このコストは、看護師自身が病院のサイトから直接応募してくれれば必要ないわけです。

看護師の仕事は数字として出るわけではありません。

コスパが悪いと言われる認定や専門の資格を持っていなければ、病院側からしたらその他大勢の看護師です

今回のコロナ過でも、看護師が使い捨てのコマであることはより深く認識できたのではないでしょうか?

そんなその他大勢の看護師に対して、病院はよりコストをかけない採用をしますよね?

もちろん、就職希望が自分だけの場合は病院側もそのコストを受け入れて就職できるでしょう。

あくまで、「他と比べられた場合は不利になる」という事です。

そうは言っても

就職時の面接だけで看護師の内情を全て知ることは不可能であり、病院側からしたら転職サイトへの報酬も必要経緯とみなしているところもあります。

どういった事かと言うと、エージェントを通して看護師を集めることで、簡単に言うと質の悪い看護師を弾くこともできるという側面があります。

  • せっかく雇ったけど正確に難があり輪を乱しまくる人だった
  • 大きな病院で働いていたけど、実際に就職後話を聞くと病院名が立派なだけで大したことはしていなかった

こういったリスクも自主応募で来た人の中にはあり、それらのリスクを避けるという意味では、お金はかかるもののエージェントを使用するメリットが病院側にもあります。

転職サイトを使うべき人とそうでない人

看護師は圧倒的な人手不足のため、正直サイトを使用しなくても転職するだけなら難易度は高くありません。

参考記事

辞めたいならばこれを見て。看護師資格は最強の保険アイキャッチ
【転職】辞めたいならばこれを見て!看護資格は最強の保険【将来性】

続きを見る

そんな看護師ですが、転職サイトはやはり便利なことに変わりありません。

  • 面倒な手続きは全てやってくれる
  • 事前に病院側の内情が分かる
  • 面接について来てくれるため人によっては心強い

このどこに魅力を感じるかは人それぞれですが、転職サイトに登録したからと言って必ず転職サイト経由で就職しないといけないわけでもありません

  • 登録だけして病院の情報を貰う
  • 登録したけど結局使わずに就職する
  • 転職サイトで就職するつもりだったけど、気が変わって使用しなかった

どんな理由であれ、転職サイトを利用するもしないも、どこまで使用するかも自由です。

ゴールは良い条件の部署に就職することであり、そのためにうまく転職サイトを利用させてもらいましょう

転職サイトを使用した方が良い人

  • 転職に時間をかけられない人
  • メンタル的に転職手続きを自身でできない人
  • 他の地域に引っ越しと同時に転職するため、その土地の情報が全くない人

忙しいの定義は人それぞれです。

もろもろの面倒な手続きを行ってくれるので、時間のない人にとっては非常に価値があります。

看護師の就業環境が最悪なのは周知の事実です。

メンタル面の問題で就職活動ができない人にとっても、転職サイトを使用する価値はあると思います。

客観的にエージェントから見てもらうことで、自身の強みや転職先に希望する事など改めて見つかる可能性があります。

引っ越しをする場合、インターネットで病院の情報を見れるとしても大病院だけです。

小さい病院やクリニックになるほどインターネット上では得られない情報があります。

まさに私自身が移住と同時に就職をするパターンでした。

実際インターネット上での情報以外にも

  • 車通勤だとどれくらいかかるのか
  • その地方の年収相場はどれくらいなのか
  • 地域的にどれくらい混むのか

等々現地を見ていないとわからない情報もあるので非常に重宝します。

ばらもん

転職サイトは必要ない人

  • 十分なキャリアがある人
  • 転職の際に病院のことを自分で調べられる人
  • ある程度転職活動に時間をかけられる人

転職サイトが必要ない人は、基本的に時間がある人です。

  • 希望の病院をリストアップする時間
  • リストアップした病院に個別で電話やメールでアポイントを取る時間
  • それぞれの病院に対して、自身の経歴とキャリアならどれくらいの年収になるのか確認する時間

これらを自身でできる人はわざわざ転職サイトを使用する必要はないでしょう。

就職先との給料交渉をしてくれるのはエージェントを利用するメリットと言えます。
なんの資格もない人が交渉は難しいですからね。
ばらもん

転職サイトの上手な使い方

ここから先の内容は以下の記事でも述べている内容になるため、詳しく見たい人は参考にしてみてはいかがですか?

参考記事

看護師による上手な転職サイトの使い方

 

上記の「転職サイトを使うべき人とそうでない人」(ページ内リンク)で述べたように、転職サイトにも良い面はたくさんあるため、使うべき人は最後までお世話になりましょう。

おすすめの転職サイトについて

看護師による上手な転職サイトの使い方」の記事でもお伝えしていますが、転職サイトはほとんど一緒だと思っています。

結局エージェントの質次第という所もあり、複数サイトに登録して合う人を探していくのが良いと思っています。

とはいえ、唯一他と違う独自の転職サービスを打ち出しているところがあり、それが「応援ナース」と呼ばれる制度です。

  • 月収45万~50万が可能
  • 全国で募集されている
  • 引っ越し代も出る
  • 事前に病院の情報が分かりそのまま就職も可能
  • 最短3か月の勤務も可能

他の転職サイトでは使用できないサービスになっているため、転職サイトに嫌悪感を持っている人や使う予定がない人も、登録だけでもしてみるのをお勧めしています。

当然応援ナース以外の普通の就職先も紹介しているので

  • 新しい土地でチャレンジしたい人
  • 今の職場環境が劣悪なので転職したい人
  • 今よりももっと高度な病院に就職したい人

これらの人も登録をお勧めします。

応援ナースの登録はこちら



月額50万も可能でサービス残業なし⁉看護師の派遣という選択肢

 

まとめ

  • 自主応募と比べられると、コストがかかりすぎるためその他大勢の看護師は不利になる
  • 時間がない人やメンタル的に不調など転職サイトを積極的に活用すべき人はいる
  • 自分自身で完結できる人は転職サイトを使用してわざわざ不利になる必要はない
  • 自己完結できる人も事前に病院の情報を収集できる可能性があるため登録する価値はある

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今回は以上になります。

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