ビスホスホネート製剤とは
- 骨粗しょう症の治療薬
- 骨吸収を抑える薬
注意ポイント
骨吸収=骨から(Caを)吸収すること○
骨吸収=骨に(Caを)吸収すること✖個人的にわかりにくい部分
種類
それぞれ毎日内服や1週間に1回など様々用意されている
私が以前勤めていた病院は1週間に1回タイプが採用されていました。
- 錠剤タイプ
- ゼリータイプ
- 点滴タイプ
使用上の注意点
- 必ず空腹時に水で内服する
- 内服後は30分~1時間は横にならない
- 内服後は30分~1時間は食事や水以外をとらない
刺激が強い薬なので、飲みこんだ途中(食道や口腔内など)に残っていると、その部分が炎症・潰瘍を起こしたり、最悪の場合顎骨壊死などを引き起こします。
また、他のCaやMgなどの物質と混ざると効果が弱まるため、必ず水で内服し、食事もとらない。
もちろんジュースや牛乳等もダメ。
これらの理由から、臨床では起床時に内服がほとんど。
逆にこれらが出来ない患者に対しては内服方法を検討する必要がある。
適応
- ステロイド性骨粗しょう症
- 骨がもろくなる病気(たとえば多発性骨髄腫)
にほんブログ村に参加しています。
クリックしていただけると励みになります。