循環器科について

【循環器】スワンガンツカテーテル1【SG】

2021年10月17日

SGとは

適応

  • 重症左心機能低下
  • 急性心不全・慢性心不全急性増悪
  • 心臓術後など

特徴

  • 先端にバルーンがついているため静脈血にのって挿入しやすい
  • さまざまな心内圧(特に右心系)を測定可能
    PCWPとCIはForrester分類に使用
  • 先端は肺動脈に位置

心内圧系測定

心臓の英語についてはこちら

  • CVP:右心系の前負荷
  • PCWP:左心系の前負荷
部位 正常値 要因の増減 要因
右房圧(RAP) 0~8
平均圧<5
右心不全
心タンポナーデ
循環血液量減少
右室圧(RVP) 収縮気圧:17~35
拡張気圧:1~7
肺高血圧症
肺動脈狭窄
右心不全
心タンポナーデ
肺動脈圧(PAP) 収縮期圧:17~35
拡張気圧:4~13
左右短絡(シャント)
肺梗塞
左心不全
僧帽弁狭窄症
肺動脈楔入圧(PCWP) 5~13
平均圧<15
左心不全
僧帽弁狭窄症(MS)
心室コンプライアンス低下
中心静脈圧(CVP) 3~8 うっ血所見
血管内脱水

挿入管理時の注意点

挿入

基本的に挿入方法はCV挿入と手順は一緒。

血管選択は以下だが、だいたいは1か2。

  1. 内経静脈
  2. 大腿静脈
  3. 鎖骨下静脈

管理

カテーテルの先端部分が波形として現れるため、どこに先端があるかはしっかり把握する。

通常先端は肺動脈にあるが、落ちてきて(抜けてきて)先端が心臓内にあると不整脈や血栓の原因になるため(Drによる)位置調整が必要。

看護師として

循環器疾患以外ではあまり入れられないが、入っていれば循環動態の理解には非常に役立つ。

特にSvO2の値はあまり着目されないが有効な値なので、ぜひアセスメントの参考にしてもらいたい。

患者の体動がある場合、SGが抜けてきて圧波形が変わっていることもあるので、数値だけでなく圧波形のモニタリングも忘れない。


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