
この記事の内容
- 看護師夫婦が田舎に引っ越しをした理由
- 古民家に関心を持つようになるまで
看護師夫婦が田舎に引っ越しをした理由
なぜ田舎暮らしの選択をしたのか
私は過去のブログでもお伝えしている通り、看護師同士で結婚して、それなりに大きな3次救急病院で働いていました。
参考記事
私自身は元々島出身.
妻もいわゆる田舎と呼ばれる場所で育ちました。
そして、看護師としてある程度のキャリアを積んだ状態で、今後の将来を考えた時に以下のような意見が出ました。
- 子育ては、妻の両親の近くでしたい
- お互い看護師でありどこでも働けるため引っ越しに関しては抵抗がない
- 将来的には両親の介護のことも考えていきたい
- 看護師としての将来を考えた時に、優先すべきは夜勤がないこと
私自身は、住む場所にこだわりはなく、私のきょうだいの経験からも子育ては妻の実家の近くでやるべきだと考えていました。
また、看護師の将来性を考えた時に、夜勤がない働き方をするには一度病院から離れて他の場所も見るべきとも考えていました。
それらのことを考えた結果、妻の両親の近く(=田舎)に引っ越しをするということは必然だったと思います。
なので、田舎暮らしがしたかったわけではなく、たまたま妻の実家が田舎だったというのが正しいですね。
現状は?
3月いっぱいでお互いに仕事を辞めて、その後妻の実家に入りました。
現在は失業保険と退職金、単発のバイトをしながら義両親と同居をしています。
参考
失業保険のもらい方については、今後の子育てとも関係がある為かなり調べました。
貰い方を間違えると数十万の損失となるのでよく考えてもらいましょう。
看護師の転職後の手続き
義両親も娘が遠いところから帰ってきたということで非常に喜んでくれています。
田舎に引っ越しをする際に、新たに家を借りるという選択肢もありましたが、結果的には同居を選んで正解でした。
金銭的な不安もなくなり古民家探しは続けたおかげでようやく条件のよい古民家を見つけることができたからです。
現状私以外は古民家について反対している為、古民家の購入に踏み切れるよう話し合いをしている最中です。
無事古民家を購入することができれば、リノベーションの様子もお伝えしていく予定です。
そして、少しでも古民家に興味を持っていただき、取り壊される古民家がなくなればと思います。
2022/06/12追記
結局条件の良い古民家を購入することはできませんでした。
そのため引き続き古民家を探し続けている状況です。
今後の仕事との関係もあるので気長に探しています。
古民家に関心を持つようになるまで
注意
新築についてはだいぶディスってるので嫌になる可能性大ありです。
気になる方は見ない方がいいと思います。
私、日本が好きです。
嫌なところもありますが圧倒的に住みやすいですし日本に生まれてよかったと思ってます。
海外旅行に行ったりもしますが、海外に行くたびに日本は素晴らしい国なんだと再認識させられます。
レザージャケットや革靴なども国産が好きですし、バイクも国産が好きです。
こうやって書くと気持ち悪い思想家っぽくなってしまいますが、やっぱり日本の技術は素晴らしいと思います。
だからこそ家が欲しいとなったときも、「日本の家とは」を調べます。
お城だったり日本家屋だったり屋敷だったり。
確かSUUMOとかホームズとかハウスメーカーのサイトでとりあえず家を片っ端から見ていた記憶がありますが、
なんかね、ハウスメーカーを見てもそうなんですけど、だいたい洋風というか、普通の白くて四角い家というか
どうも惹かれないんですよね。
私の思い描いていた「日本の家」的な家がないんですよ。
もちろん日本家屋みたいな家もあるにはあるんすよ。
- これどんだけ金積めばこんな豪邸になるの⁉
- こんなん買えないし買ったところで・・・
みたいな家ばかりで。
あとね、あまり探し始めた時の記憶はないんですけどこれだけは強烈に覚えていることが有るんですよね。
- 新築の場合カギを開けた瞬間に20%価値が下がると言われている
- 新築のブログを見ても、家づくりというより家という商品を購入している感覚
ちょっとでも傷があったらクレームでその対応が良かったとか、気に入らなかったから営業を変えてもらったとか・・・ - 新築のため、必然的に土地が狭くなり、庭はほとんどない、家の中も小さいために「間取を工夫して広く見せるようにしました」というのが・・・
それ、結局狭いだけでは・・・
個人的に感じた意見なので気を悪くした方がいたら申し訳ないのですが、どうしても上記のような感覚がぬぐい取れず、新築についてネガティブなイメージしかわかなくなっていきました。
もちろん個々のお金の問題もありますし、もし私たちが同じように新築を購入したらやっぱり小さい家になったと思います。
そんなこんなで引き続き家を見ていき、新築がダメとなると当然中古物件見ますよね。
そうなると時々出てくるではありませんか。
「築100年の歴史ある建物です」「明治、大正時代に建てられた家です」
もうめちゃめちゃ惹かれますよ。勢いよくクリックしますよ。
当然ボロボロですよ中身。
- ボットン便所
- 持ち主の物であふれてる
- 壁剥がれてる
- というか壁が崩れてないじゃん
まぁこんな感じの家が多い。でも、とても安い。
日本の場合、古い家は価値がないので、ほぼ土地の値段だけで買えます。

今なら土地に無料で家付けますよ!築100年でリフォーム必要ですけどね。ついでに井戸もありますけどね。
なんなら家がついてる分土地も少し安くできますよ!ついでに畑とか山とかも一緒にどうですか?
え?もう一声欲しいって?
売主さんも管理が大変で売りたがってるしちょっと交渉してみますよ!
実際にこんなことが起こりまくってます。
木材の強度は100年200年保つと言われている中で、自然災害や雨風にも負けず100年君臨し続けた家が邪魔者扱いです。
私は非常に悲しい。
まだまだ活躍できる家が取り壊されて、今風の家が出来上がり、街並みも統一感のないものが生まれていきます。
そのため新築と同じ値段だとしても古民家を選択します。
まぁ現状新築と同じ値段の古民家買ったらとんでもない豪邸出来ますけどね

そんなこんなで私の中に古い家の選択肢が生まれ、その過程で、古民家というワードに出会い
その流れで古民家ポータブルサイト「クロニカ」を見つけました。
クロニカでは、実際に管理人の方がリノベーションされた古民家に住んでおり、詳しく古民家のことが記載されています。
ブログや古民家の構造、古民家に精通しているプロとの対談などなど魅力的なコンテンツが満載です。
見つけた時は、管理人の方とまったく同じ気持ちで、すべてのコンテンツを一気に読破しました。
「あぁ、きっと世の中の大部分の人は、新築が良いという刷り込みをされているんだ。大手のハウスメーカーや地元に根付いた工務店で、当然のように新築の見積もりをして、35年ローンを組んで、キッチンは妻の意見を反映して、お父さんの小さいながらもこじんまりとした書斎が欲しいなっておねだりして、家事の導線が楽になるように考えて、そういった家づくりが普通のことだと刷り込まれているんだ。古民家という選択肢を見つけられた自分は運がいいんだ」
クロニカのおかげで、自分が住むとしたら絶対に古民家だと決まりました。
古民家の構造について記載しました。
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