働き方について

私のリアルな給料と上がらない給料について

2020年12月7日

お悩みNs
看護師は高給取りって言われてるけど実際の看護師さんに聞くとそうじゃないって言うよね?実際に所はどうなの?
看護師夫婦のリアルな金額と、なぜ看護師が高給取りを否定するのか紹介していきます。
ばらもん

この記事の内容

  • 実際の給料を公開
  • 給料に対する夜勤の考え方
  • 実際に働いている看護師目線からみたお金に対する不満
  • なぜ看護師の給料が上がりにくいのか簡単に説明

作者

  • 3次救急病院で夜勤あり
  • 勤務は3交代
  • 20代の看護師夫婦
  • 大卒

給料公開!これが看護師の現実。

豚の貯金箱が割れて小銭があふれ出している画像

3次救急病院集中治療室給与

  • 年収:550万
  • 基本給:23万
  • 手取り:27万
  • 残業代:9千
  • 夜勤手当:5万7千
  • 家賃補助:2万7千

・細かい数字は四捨五入
・残業は5時間以内
・扶養手当なし
・ボーナスは4.2か月分
・夜勤10~12回

大まかに月の手取りで25万~30万位もらってました。

ちなみにこれは集中治療室に移動した後の数字で残業がほとんどない部署になります。

集中治療室の前は内科病棟にいましたが、その時の最高年収は6,000,000円です。

その分残業は多いし夜勤の回数もママさん看護師が多かったのでかなり多かったですけどね。
ばらもん

夜勤のお金事情

看護実態調査による夜勤手当の平均値

  • 準夜:4141円
  • 深夜:5033円
  • 2交代の夜勤:11026円

これを安いと感じるかどうかは人それぞれです。

  • 毎月5万~10万夜勤手当を貰う
  • 夜勤をやらない

この天秤で夜勤をやらない選択肢をしました。

もちろんそのために、生活費の見直しやお互いのお金の使い方など意識的に改善しています

参考記事

夜勤手当の割合は非常に高い

看護師は「仕事に対して給料が割に合わない」とよく言います。

その理由としては、大きく以下の2点です。

  • ストレスが半端ない
  • 平均以上の給料をもらえているのは夜勤ありきだから

夜勤をやらないとほぼ平均的な給料になってしまいます。

仕事に対するストレスが大きい為、現場の看護師は口々に給料に対する不満を言うのですね。

夜勤をやらないで日勤だけっていうのも辛いですよね…
ばらもん

看護師の給料が上がりにくい背景は?

夜の病院外観

看護師の給料は上がりにくいと看護師の皆さんなら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

看護師の給料が上がりにくい背景については、以下の2つの要因があります。

  • 女性が多い職場であること
  • 役職が反映されにくいこと

女性が多い職場であること

看護師の世界は男女比でだいたい1:9くらい。

女性の場合

  • 結婚による退職
  • 妊娠出産における退職や休業
  • 家庭の事情にて女性が辞めざるを得ない状況が多い

このように看護師として働かない期間が男性に比べて出やすいです。

そうすると経験年数10年の看護師層にも

  • ストレートで10年働き続けた看護師
  • 5年働きブランクを挟んで再就職して5年働いた看護師

この二つが混在します。

  • 女性が9割を占める
  • 一般企業に比べて上記のような割合も多くなる

それが給料が上がらないことに繋がっているでしょう。

役職が反映されにくいこと

まず役職が少ないため、そもそも昇給できる要因の一つである「役職につく」という選択肢が少ないです。

また、その手当も少なく、師長になると夜勤がなくなります。

既に述べたように看護師の給料は夜勤をいかに行うかです。

夜勤がなくなった分手当をもらっても結果的にはマイナスになるのです。

  • お局の存在
  • シフト作成
  • 年上の部下
  • 女性社会

絶対にやりたくないよね。

ばらもん

ちなみに資格もコスパが悪い

  • 認定看護師
  • 専門看護師
  • 診療看護師
  • その他さまざまな資格

資格を取ったからといって給料が上がるという事は期待しない方が良いでしょう

当院にも多数の認定看護師、専門看護師が存在して、実際の現場では知識も豊富で病棟の枠にとらわれず働いている方も多数います。

給料としても、私の病院では万単位の手当てが出ています。

とはいえ、そういった万単位の手当てが出る病院は病院はほとんどないと思った方が良いです

一つ紹介しておくと、専門看護師は2年大学院に行く必要があり、入学金だけで200万程度かかります。

以前当院に来ていた専門看護師の実習生に話を聞いたところ、手当は2千円だそうです。

ばらもん

給料はもらえないのに仕事量は膨大に増えて求められるスキルや知識等も大幅に高くなる。

ひどい人だと資格とは全く違う部署に飛ばされたという方もいます。

看護師で資格を取ることはやりがいだけで成り立っている状況です。

+に働く要素がなく、普通の人は勧められても断っている人がいるくらいです。

解決手段は転職か副業

医者と看護師のフィギュア

現状日本の看護師は「使い捨ての出来るコマ」です。

今後も上記の環境が劇的に改善される見込みは低いでしょう。

結局労働環境が悪い病院はどこまでいっても悪いままです。

  • 仕事が忙しくて時間がないから
  • 新しい職場の人間関係が心配だから

このような考えは手遅れになりますよ。

今後は超急性期の病院+在宅が主流になってくると言われています。

今のように看護師が病院を選べる時代から看護師が病院に選ばれる時代になってきます。

  • 知識も豊富で勉強意欲のある看護師
  • 惰性で何となく職場が楽だから続けている看護師

どちらが選ばれやすいかは明白です。

そうなった時に、自分はどこでどのような働き方をしてきたいでしょうか?

なんの経験もない年を取った看護師が転職するよりも、若いうちから良い病院を見極めて転職するのも一つの手です。

ちなみに私は夜勤が無理なので病院での出世はあきらめて、病院以外で働くことをえらびました。
また、副業として他の記事でも紹介している投資に手を出したわけですね。
ばらもん

参考記事

まとめ

看護師の給料は結局夜勤ありき。

今後もその給料体制が変わる可能性は低く、役職や資格も給料の面では全く期待できない。

変えるには自分が行動するしかない。

  • 職場を変える
  • 投資の勉強をする

何か一つ行動してみてほしいです

関連記事

今回は以上になります。

ありがとうございました。


にほんブログ村に参加しています。

クリックしていただけると励みになります。

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ にほんブログ村 投資ブログへ にほんブログ村 投資ブログ 投資初心者へ

-働き方について
-,

© 2023 ばらもんblog Powered by AFFINGER5