今回は、前回からの続きという事で実際に簿記を勉強してどうなったのかを書いていこうと思います。

前回の記事はこちら
結論
- 投資に役立ちはしたが自分の投資スタイルとは合わなかった
- 簿記の勉強自体は自分には難しかった
- 投資以外の選択肢を広げるのには有効だった
実際に簿記を勉強した感想
投資に役立ちはしたが自分の投資スタイルとは合わなかった
前回の記事で、簿記自体は会社の分析に役立つとお伝えしました。
勉強した感想としては以下になります。
- 会社の分析を、私の投資スタイルでは簿記を使って行わないのでそこまで役に立たない
- 会社の成長性を見るうえではやっぱり簿記の勉強は必要
以下内容を詳しくみていきます。
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1番について
詳しくは上記の投資方向性の記事を見てもらいたいのですが、大まかに言うと以下になります。
- 購入時にルールに自己資本比率や配当利回り等で選別して購入
- 一度購入したら基本的に売らない
購入する株は大型株であり、配当金をもらい続ける投資スタイルのため売却するつもりがありません。
購入時のルールも、言ってしまえば「楽天証券の四季報」や「IR BANK」で見ているため正直有価証券まで細かく見ていません。
もちろん本来であればもっとしっかり内部情報まで見て購入する必要があるのでしょうが、少なくとも私の上記のような投資スタイルではそこまで簿記の知識を使う事はありませんでした。
簿記の勉強は必要なのか?
これ自体は断言します。
絶対に必要です。
学んだ知識は、完璧に生かせているとは言えませんが役に立っています。
逆に言うと、もっと企業分析を深くするのであれば、簿記で学ぶ知識は必要だなと感じます。
そもそも私の様な素人が色々言うよりも、より学んでいる両学長も必要・役に立つと言っているので必要なのは間違いないことですが、やっぱり雲の上の人なので不安になりますよね。
ですが、実際に購入して簿記を学んだ投資素人の私だったら、少しは共感してもらえるのではないでしょうか?
私も今後投資の額が大きくなっていくでしょうが、どこかのタイミングで売却する必要性も出てくるでしょう。
その時にこそ、簿記の勉強内容は生きてくると思いますし、改めて勉強しなおす必要があると感じています。
- この会社の今後の成長性はどうか?
- 今売っても大丈夫だろうか?
- 売上高は右肩上がりだが、どこかに爆弾を抱えていないだろうか?
正直簿記3級ですべてをカバーできるとは思いません。
ですが、投資における会社の分析という意味では、入り口に立つことはできます。
「私の投資スタイルには合わなかった」なんて言ってる私が言うのもなんですが、知識としては最低限知っておく必要がある内容なので、余裕のある人は学んでおいて損はないと思います。
というか、インデックス投資ならいいですが、この知識すら知らずに今後数百数千の金額を投資で転がすにはリスクが高すぎると思っています。
次の章で実際に学んだ勉強内容の難易度についてお伝えするので、それを見て余裕がある人はぜひ学んでみてください。
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簿記3級の難易度について
私は学がないので正直難しかったです。
途中までは良いのですが、応用問題みたいになると躓いてしまうので何度も講義動画を見て学びなおしました。
私自身の学力
- 大学卒業&高校は文系
- 数学は大の苦手で入試でも不使用
- 偏差値的には50くらい
- 大学時代の成績は中の下
簿記の勉強方法には以下の3種類があります。
- 独学
- 通信講義
- 対面講義
私は通信講義になりますが、クレアールの場合メールでの質問も可能です。

当然独学だと一番安く済みますが、一人でこの内容を学んでいたら絶対に挫折していたと思います。
逆に、躓いた時にすぐに教えてくれる方がいる対面講義はさすがに高すぎですし、結局簿記を現時点ではそこまで使ってません。
そうやって考えると、なんだかんだでクレアールの様な通信講義が一番ちょうどいいのかなと思います。
具体的にどう難しかったのか?
講義の進め方としては例題を解きながら進む、いわゆる「やりながら覚える」講義内容です。
3級の全体的な構成としては以下になります。
- 序盤は総論的な内容として簿記全体で使う前提知識を学ぶ
- 中盤は各項目ごとに細かい名称にわけて学んでいく
(例)クレジット売掛金、手形取引、有形固定資産等 - 終盤は今までの知識を含めた応用問題
これを(強引ですが)看護師の勉強に当てはめるとこんな感じでしょうか?
- 序盤は看護に必要な知識として「血圧」や「脈拍」、解剖生理を学ぶ
- 中盤は各科(循環器や呼吸器科など)に分けて学ぶ
(例)循環器の心筋梗塞とは、呼吸器の間質性肺炎とは - 終盤は応用として、各科ごとの知識をつなげていく
中盤まではなんだかんだで内容は特化しているので割とすんなりいけました。
躓いたのは終盤の応用問題の部分です。
当然一度学んだ知識とは言え、初めての内容を一度学んだだけなので、終盤に行くころには忘れています。
その為応用問題のたびに「これはどうやったっけ」と講義内容を振り返り勉強していきました。
この応用問題ももちろん例題を中心に講義で解説してくれるのですが、先生が「これは●●のようにやって~」と当然のように進めていく部分を「え、●●はどうだったっけ?」と毎回●●に特化した内容まで振り返り進めていってました。
改めてになりますが、看護師としてはまったく使わない知識なので、苦労しました。
とはいえ、私の覚えが悪いだけで、しっかり勉強すれば苦労はすれど「止まってまったくわからなくなる」ということはないと思います。
私自身、毎日コツコツが苦手なので、気が向いた時にドカッとやるタイプでした。
その為、講義動画を見る感覚が何週間も空いたり(下手すれば何か月ぶり)みたいなことも多かったので、忘れているのも当たり前です。

投資以外の選択肢を広げるのには有効だった件について
Twitterでも何度か発言していますが、現在は無職です。
ただ、失業保険が切れたのでそろそろ就職をしなければいけません。
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当然病棟看護師には戻りたくないので、他職種も検討します。
そうしてみると、意外と簿記3級の資格を求めていることが多いことに気づきました。
中には、簿記3級を必須ではなく「あれば歓迎」という括りで募集しているところも意外と多く見かけます。
常日頃からでSNSで看護師の労働環境に投げている人を多く見かけますよね?
- 看護師を辞めたいけど他の職種が思いつかない
- 看護師資格があるから他の職種にもチャレンジしてみたい
簿記の勉強をすれば企業側もだいぶ食いつくと思いますよ。
- 「看護師の世界がきつくてこちらに来ました」
- 「(本当は看護師辞めたかっただけだが)投資の勉強で簿記を勉強するうちに楽しさに気づきました」
どちらがポジティブな内容かは言うまでもないですよね。
引っ越しを理由にさぼっていたのですが、ハローワークの求人で「簿記3級歓迎」の文字を見て再度勉強を再開しました。

他の記事でも仕切りに触れていますが、看護師資格さえあれば他の職種で数年試したとしても絶対に何とかなります。
ここまで読んでくれた方で少しでも興味を持ってもらえたのならうれしいです。
資料請求だけならお金はかかりません。
実際の購入方法も前回の記事に乗せています。
看護師の世界に嫌気がさしている方こそ、一つの働き方の例として簿記を学んでみてはいかがでしょうか?
- 働き方の道筋ができる
- 投資の勉強にもなる
- 看護師資格+簿記というアピールもできる
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まとめ
- 投資をする上では簿記の内容は最低限度の知識でありすべての人が学ぶべき内容
- 難しいのは否定しないが、通信講義でも十分学べる内容
- 単なる投資の知識以上のことが簿記の資格を取ることで得られる
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今回は以上になります。
ありがとうございました。
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