基礎医学について

【基礎医学】高二酸化炭素血症

2021年10月4日

病態

二酸化炭素が蓄積すると酸素の運搬ができないため、質ではなく数で補おうとする

そのためより酸素を運搬しようと心拍出量を増やして対応する

結果として高血圧になることもある

つまりは

血中の二酸化炭素が増えると血管は拡張する

例えばCPA患者がいた場合
アシドーシスになっているためそれを改善しようとする
ただし、アシドーシスの是正はやり方にもよるがCO2低下にもつながる
CO2低下という事は血流の低下も招く可能性がある

PaCO2上昇

  • 脳血管拡張→脳圧亢進→頭蓋内圧亢進症に対しては✖
  • 肺血管収縮→右心負荷→肺高血圧→心不全に対して✖

PaCO2低下

  • 冠動脈収縮→冠動脈血流低下→冠動脈疾患に対しては✖
  • 脳血管収縮→脳血流低下→脳内疾患に対しては✖(場合による)
    脳ヘルニアや頭蓋内圧亢進時などあえて実施も(過換気療法)

看護師として

原理的には上記になるが、実際の臨床ではより優先されることが多数ある

看護師レベルで言えば高二酸化炭素血症を聞いた時に下記の2点を想像できればいいと思う

  • CO2ナルコーシス
  • 頭部外傷患者には脳血管拡張をもたらし危ない
    脳圧亢進、脳ヘルニア、脳の循環不全等
CO2の話は血ガスの時もたくさん出てくるので深めると面白いと思います。
ばらもん

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